私たちの暮らしの中で毎年の年末におこなわれる行事であるすす払い。この記事ではすす払いが厄除け・厄祓いになる理由や方法を紹介します。
もし、あなたがすす払いを使って厄除け・厄祓いを考えているならきっとこの記事があなたの助けになります。
すす払いで厄除け・厄祓いをする作法の由来は?
江戸城で行われた煤払いが12月13日だったことから庶民もそれにならったとされています。現代では、年末の大晦日までに行われる大掃除のことをいい、1年分の汚れを落として、その年の厄を祓うこととされています。
戦前までは12月13日にすす払いが行われていました。
すす払いで厄除け・厄祓いする作法におすすめの道具は?
基本的に掃除用具であれば、どんな道具を使っても問題ありません。
もし道具にこだわりたいのであれば、すす払いでおすすめする箒は天然素材の棕櫚(しゅろ)を使った箒です。フローリングに適していて10年くらい長く使うことができるためです。
櫚(しゅろ)を使った箒は「天井払い」という呼び名もあります。蜘蛛の巣を取ったり手の届かないところの掃除に適しています。
すす払いを厄除け・厄祓いで活用するには?
すす払いを使った厄除け・厄祓いの作法で具体例をご紹介します。
家庭でおこなう「すす払い」
ご家庭ですす払いをおこなう場合、お掃除をおこなう順番があります。
まず神棚を掃除し、それから台所をはじめ各部屋を掃除していく、という手順でおこなう地域が多いとされています。
全国の神社やお寺でおこなわれている「すす払い」
全国の神社やお寺では、すす払いは毎年12月13日ころに行われています。昔ながらの作法で行っているところが多いようです。
手ぬぐいなどを頭にまいて「すす梵天」を使って堂内の汚れを落としたり、堂内の畳をはたいて埃を追い出してします。
▽▽▽▽こちらの動画では実際にすす払いをしている様子が見られます▽▽▽▽
すす払いにゆかりのあるお寺
・西本願寺 京都府
すす払いを使って厄除け・厄祓いをするときにおすすめの品物
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