私たちの暮らしの中で特別な作法として知られるのが「またのぞき」です。この記事ではまたのぞきが厄除け・厄祓いになる理由や方法を紹介します。
もし、あなたがまたのぞきを使って厄除け・厄祓いを考えているならきっとこの記事があなたの助けになります。
またのぞきが厄除け・厄祓いとなる由来は?
天橋立から覗くことで神々の住まう天上界が覗けるとされたからです。
天上界を覗くことで運気が向上するといわれており、天橋立を訪れる多くの観光客や成相寺の参拝者の間では盛んにおこなわれている作法です。
股のぞきの作法をすると天地が逆転して見えることから、脳が錯覚し距離感があべこべに感じて大きさが変わったように見えるそうです。股から覗かれる世界は、妖怪・未来・異国・異界が見えるとされ日常空間と非日常空間の境界的な役割があったと考えられています。
京都府にある天橋立(あまのはしだて)では、「またのぞき」の他にかわらけ投げという厄祓いにつながるとされる作法がおこなえます。
▷▷▷かわらけ投げの作法についてはこちらから
またのぞきを使った厄除け・厄祓い
またのぞきを使った厄除け・厄祓いのやり方をご説明します。
- まず成相寺に設置されている、またのぞき用の台へ向かいます
- 次に天橋立を背にしてまたのぞき用の台の上に立ちます
- そして立ったまま、上半身を倒して自分のまたの間から天橋立を覗きます
このように簡単におこなえるため成相寺や天橋立ビューランドを訪れる多くの参拝客や観光客がまたのぞきをおこなっています。
またのぞきがおこなえる場所
またのぞきは、主に京都府の天橋立にある天橋立ビューランドや成相寺というお寺でおこなうことができます。
まず京都の天橋立へ向かうには、電車なら京都駅から乗れる特急「はしだて」を利用します。
特急「はしだて」でおよそ2時間ほどで到着する天橋立駅で下車します。
天橋立駅を出ると天橋立に到着します。
天橋立ビューランドは、天橋立駅から徒歩でおよそ10分ほどの距離にあります。天橋立駅から天橋立ビューランドへ向かう途中に案内看板が何か所か設置されているので道に迷うことは少ないと思います。
天橋立のアクセスマップ
場所 | 〒626-0001 京都府宮津市文珠(地図へ) |
営業時間 |
9:00~16:30(時期により変更の場合あり) |
連絡先 | 0772-22-1000 |
またのぞきにゆかりのあるお寺
またのぞきがおこなえるお寺は京都にある成相寺というお寺です。
京都府 成相寺
成相寺へ参拝するには天橋立駅から徒歩なら約70分、フェリーやバス・タクシーなどいずれかの乗り物を利用するなら約30分ほどの距離を移動して府中駅というケーブルカーの駅に向かいます。
府中駅のケーブルカーを利用して、数分で到着することができるお寺です。
また、成相寺は西国三十三所という巡礼地に制定されています。
成相寺のアクセスマップ
場所 | 〒629-2241 京都府宮津市成相寺339(地図へ) |
営業時間 |
8:00~16:30 |
連絡先 | 0772270018 |
コメント