私たちの暮らしの中で身近な存在として知られるお塩。この記事ではお塩が厄除け・厄祓いになる理由や方法を紹介します。
もし、あなたがお塩を使って厄祓い・厄除けを考えているならきっとこの記事があなたの助けになります。
お塩で厄除け・厄祓いをする作法の由来は?
塩で祓うという作法は日本の民族性・精神性から生まれた習慣とされています。
古代の日本では塩は厄を祓い、その場を清める力があると考えられていました。厄という災いをいち早く祓うために塩は一番手軽なアイテムとして用いられたのです。それゆえ宗教は問わない作法となっています。
なお、地域によって違いがあるので身近な人やお年寄りにお話を聞いてみるのもおもしろいのではないでしょうか。
お塩で厄除け・厄祓いする作法におすすめの種類は?
塩のお祓いに使うのは海水を煮詰めた粗塩(天然塩)が良いとされています。
粗塩は海水を煮詰めて作られます。
そこから海の水の力と煮詰めるための火の力が合わさっており、人知の及ばない災いを祓うのに適していると考えられているためです。
なお、粗塩であれば値段や種類は問いません。
お塩を厄除け・厄祓いで活用するには?
お塩を使った厄除け・厄祓いの作法で具体例をご紹介します。
塩を体にふりかける
左肩、右肩、左肩の順に塩をふりかけます。
外出してなんとなく気分がすぐれないときは、玄関に入る前に塩をふりかけましょう。
風水で玄関は人体の入り口とされています。
ウィルスが屋内=人の体に入るのを防ぎましょう。
盛り塩を玄関に置く
塩を小皿の上に山のような形に整えて玄関や窓のそばに置きます。
盛り塩に使う塩の量は特に決まっていません。
また、盛り塩の交換の目安は1週間と言われています。
しかし湿気や埃で塩が汚れたら、すぐに交換しましょう。
塩の持つ魔よけの力が部屋の清浄化に役立つと考えられています。
お風呂の入浴剤として使う
お湯が張られている浴槽に塩を入れてから入浴します。塩の入ったお風呂は塩湯と呼ばれています。
塩湯に使う塩の量はおおさじ3杯ほど。
手軽に塩湯を楽しむなら岩塩の入浴剤を使うのも良いでしょう。
また、岩塩に含まれている硫黄には魔除けの力があるとされています。
お塩を持ち歩く
塩の持つパワーが厄除け・魔除けになるとされているためです。塩を小さな封筒や和紙に入れて持ち歩くだけで厄から身を守ることができます。
塩を入れる袋は3種類あります。
- 和紙
- 布製の入れ物
- 小さな封筒
ほかにも小さな小瓶に入れたり、黄色の折り紙を折って袋にすることもあります。持ち歩く塩の量は特に決まっていません。
お塩にゆかりのある神社
- 塩釜神社 宮城県
- 白崎八幡宮 山口県
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